あむらんブログ

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【NK-POP】おすすめの北朝鮮音楽 8選

近くて遠い国、北朝鮮。 「コンギョ」の通称で知られる「攻撃戦だ」など一部の楽曲は有名ですが、他の楽曲はそれほど知名度が高いとは言えません。 そこでこの記事では、私がネット上で聴けるものをほぼ全て聴いてみた感想をもとに、ランキング形式でいくつ…

【知られざる名曲】バグダサリアン 24の前奏曲

このブログでは、知られざるピアノの名曲を紹介しています。 今回はアルメニアの作曲家、エドゥアルド・バクダサリアンの「24の前奏曲」をご紹介します。 目次 バグダサリアンについて 24の前奏曲について 第4曲 ホ短調 第6曲 ロ短調 第9曲 ホ長調 第14曲 変…

【知られざる名曲】ドリーブ = ドホナーニ 「コッペリア」のワルツ

このブログでは、知られざるピアノの名曲を紹介しています。 今回はドリーブのバレエ音楽「コッペリア」の中でも人気の高い「ワルツ」をドホナーニが編曲したものをご紹介します。 目次 ドリーブと「コッペリア」について ドホナーニについて コッペリアの「…

おすすめの国歌 5選

国歌というと、オリンピックやW杯で聞くことはあっても、普通の人は特に気にして聴いていないかと思います。 しかし、実は世の中には素晴らしい国歌がいくつもあります。この記事では、そのうち5つの国歌をランキング形式でご紹介します。 目次 第5位 トルク…

アレムダール・カラマーノフのピアノ曲について

アレムダール・カラマーノフという作曲家をご存知でしょうか。 交響曲を24曲書くなど多作で、同級生だったシュニトケなどからも作品は高く評価されていましたが、日本での知名度は全くないといっても過言ではありません。 この記事では、カラマーノフについ…

アルベニスの「イベリア」の各曲名の由来(地名)と、それらを全て巡る方法

アルベニスの「イベリア」はクラシック音楽を代表する傑作として知られています。 「イベリア」は12曲からなりますが、その曲名はほとんどが地名です。本記事では、これらの地名についての解説に加え、すべての場所を回る最適なルートを提案します。 目次 ス…

ネットや図書館で楽譜を無料で入手しよう

クラシック作品の楽譜は、わざわざ買わなくても楽譜が入手できるものがほとんどです。 無料で楽譜を入手する方法をまとめたので、ぜひ参考にしてください。 ネットの無料楽譜を使う IMSLP ScorSer Primanota 図書館に行く 桐朋学園大学附属図書館 国会図書館…

「ペトルーシュカからの3楽章」原曲と比較する

ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカからの3楽章」というと、難曲としても有名な作品です。 ざっくりしたストーリーは知っていても、原曲を聴いたり、あるいはバレエを見たことはない、という人も多いはずです。 というわけで、原曲(バレエ)をベースに、ピ…

「ヴォカリーズ」 ピアノ独奏のための編曲まとめ

ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は「14のロマンス Op.34」という歌曲集の最後の曲ですが、様々な楽器のための様々な編曲が存在しています。 今回はいくつかあるピアノ独奏のための編曲を紹介していこうと思います。 目次 アラン・リチャードソン編 コシチュ…

シマノフスキの「ナウシカア」と元になった物語について

カロル・シマノフスキ (Karol Maciej Szymanowski, 1882~1937) は、おそらくポーランドではショパンに次いで有名な作曲家でしょう。 この記事では、シマノフスキの「メトープ」の第3曲「ナウシカア」についてご紹介します。 シマノフスキについて シマノフス…

メトネルのオススメのピアノ曲を紹介

ラフマニノフやスクリャービンより少し遅くロシアに生まれたメトネル(1880-1951)の作品は、まだ知名度があまり高くありません。 そこで、「メトネルって何から聞けばいいの?」という方のために、メトネルのおすすめのピアノ曲を紹介していこうと思います。 …

ラモー=ゴドフスキー 「タンブーラン」

本日はラモーの代表作「タンブーラン」をゴドフスキーが編曲したものをご紹介します。 早速ですが楽譜付き音源をどうぞ。 www.youtube.com ゴドフスキーというと、ショパンの練習曲を編曲したものなどが有名で、超絶技巧という印象が先走りしているイメージ…

柏木俊夫 「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」

柏木俊夫(1912~1994)という邦人作曲家の「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」という作品について紹介したいと思います。 目次 作品の特徴 楽譜と音源 第1曲 「草の戸も住み替はる代ぞ雛の家」 第2曲 「行く春や鳥啼き魚の目は涙」 第3曲 「入りか…

Hamelin Society Grand Concert 2019 - Program -

今日はアムラン会大演奏会が待ちきれないオタクの皆さんのために なんと、、、リンク付きでほぼ全曲紹介しちゃいます〜〜〜! 曲数多過ぎてどうかしてるので早速紹介に入っていきます! 尚、順番は所々変えてあるのでお気をつけて! 第1部:イギリス企画 (…

ブルーメンフェルトの師弟関係について

以前、「ブルーメンフェルト入門」という記事で、「ブルーメンフェルトはピアノをアントン・ルビンシテインに師事した」と書きましたが、調査を重ねるうちに、どうやらそうでもないらしいことが分かってきたので、今回はそこについて検証していきたいと思い…

アルメニアの作曲家によるピアノ曲

アルメニアの作曲家とその代表的なピアノ作品について紹介します。 アルメニアは東ヨーロッパの国、またはアジアの国で、旧ソ連を構成していた国家の一つです。周囲の国との位置関係としては、西にトルコ、北にジョージア(旧グルジア)、東にアゼルバイジャン…

"Flat"な演奏技法について

こんにちは。アムラン会技研(自称)の後藤椎です。演習問題を交えつつ、いろいろな演奏技法や記譜法に関して一緒に考察していきましょう。今回は不定期連載第1回目です。 ※運指の表記について : 一度に複数の鍵盤を抑えている場合、低い音から順にその運指を[…

アルベニスの「セビーリャの聖体祭」の第255~274小節の運指について

アルベニスの「イベリア」は、全4巻、各巻3曲の全12曲からなる、スペイン音楽における金字塔的な存在にして、演奏者には大変な技巧を要求する難曲でもあります。 この記事はそのうちの1曲である第1巻の第3曲「セビーリャの聖体祭」について、特に、難所と言…

ブルーメンフェルト入門

みなさんはブルーメンフェルトという作曲家をご存知でしょうか? 今日はこの忘れられた天才について紹介していきたいと思います。 フェリックス・ミハイロヴィチ・ブルーメンフェルト(Felix Mikhailovich Blumenfeld)は、1863年ウクライナ中央部のコヴァレ…

スヴェインビョルンソン 「ヴィキヴァキ」

スヴェインビョルン・スヴェインビョルンソンという作曲家の「ヴィキヴァキ」というピアノ曲についてご紹介します。 楽譜付の音源はこちら。 www.youtube.com 楽譜はIMSLPから入手することができます。リンクは以下からどうぞ。 http://imslp.eu/files/imgln…

アムラン会公式ブログがスタートします

東京大学ピアノの会の当時の1年生を主体としたメンバーからアムラン会が発足し、約2年が経とうとしています。ついにアムラン会は単独で演奏会を開くことになり、ホームページおよびブログを開設する運びとなりました。このブログでは、ピアノや音楽を愛する…